2014年8月5日火曜日

映画「ニート選挙」、FM PORT朝日山ライフステーションに出演

7月27日、FM PORTの朝日山ライフステーションに出演して来ました。
聞けなかった人の為に文字起こししたので読んでね(^^)
フィラデルフィアのロッキーの話は面白いんだけど、ここではあまり関係ないので割愛。
別の場所で世界トークの時にまたお話します。

お相手は遠藤麻理さんです(^^)

鈴木 為せば成る
アナ 朝日山ライフステーション、今日お迎えするのは鈴木公成さん。福島県須賀川市出身の39才の映画監督、プロデューサーです。震災の後、新潟へ自主避難して、縁もゆかりもないこの土地で、映画を撮ろうと動き始めました。震災で人生観が変わったという鈴木さん。世界30カ国を旅したエピソードも面白く話して下さいました。
アナ 9月になると新潟に来て1年になるわけですが、鈴木さん新潟はいかがですか?
鈴木 第一印象はお米が美味しいと感じましたね。
アナ 後は?
鈴木 後は?ハハハ。海があっていつでも行けるのがいいですね。
アナ ふーん。福島から自主避難をしてこられて?
鈴木 まあその枠組ですね
アナ そして今、何をしてらっしゃるんですか?
鈴木 今ですね、映画を撮ろうとしています。
アナ お、どんな映画を?
鈴木 私の自伝的映画になりますね。
アナ えー。名刺を拝見すると、肩書が映画監督、プロデューサーとありますね
鈴木 まー、肩書がないと困るので自称ですけどね
アナ 最新作、映画「ニート選挙」とありますがこれがタイトルですか?
鈴木 ほぼそれで決まりですね
アナ ニート選挙。これはどんな映画ですか?
鈴木 そのままで、ニートが選挙に立候補しちゃうというストーリーですね
アナ 自伝とおっしゃいましたよね?
鈴木 そうですね
アナ ということは?
鈴木 ということは、実は私、ニートのような状態から選挙に立候補した経歴を持っています
アナ プロフィールを拝見すると、須賀川市議会議員でいらっしゃった?
鈴木 そうですね。一期4年間つとめました
アナ 議員を務められていかがでしたか?
鈴木 議員構成はお年寄りが多いんですね。大体平均年齢60才ぐらい。そうなってくると私30代一人だけでしたから、なかなか若者の意見が通らないというのがありました。それで今回の映画では、若者が政治、選挙に興味を持ってもらって、投票に行ってもらおうと、さらには立候補したいと思ってもらえる作品にしたいなと思ってますね
アナ うーん。でも震災を経験されて自分の中でも何か変わったんじゃないですか?
鈴木 そうですね。その時ちょうど3月で、4月に任期が終わってまた選挙という時だったんですけど、そこで震災で選挙も出来ないとなって半年間伸びたんですね。そこで私も一生懸命、復興に尽力していたわけなんですが、そこで限界を感じまして、市議でできる事という。そこで僕はちょっと無謀だったんですけど、次は県を目指すと言っちゃって、そうすれば色々もっと活動できると思って。しかし残念ながら、まだ早いというか、力及ばずということで県議会議員は落ちてしまって。そこでちょっと自暴自棄じゃないけど、世界をみたいなと思って。そこで自分探し、単身世界一周の旅に出ました。

・・・世界、ロッキーの話・・・

アナ そしてなぜ映画を?
鈴木 やっぱり直感的に人々に訴えかけるというのは映画かなと思いまして
アナ えー、でもそんなに簡単に映画って撮れるんですか?
鈴木 そこが本当に全くの素人で、新潟に来て、芸能事務所があると聞きまして、ナマラエンターテインメントさんという、そこに行けば色々集まるんじゃないかと思って、そしたら「5分ぐらいで撮れば?」って代表の方に言われて、「いや、そうじゃない、90分ぐらいのです」って言ったら「知り合い紹介してやる」ってなって、映画会社さん、中島製作所さんって言ったかな?そこ紹介されたんですけど「忙しい」って言われて、そこで映画塾を紹介されて行ったんですけど「これは映画塾でやるには大きすぎる」って言われ、映画塾はたぶん30分ぐらいのアマチュア映画らしいんですけど「鈴木さんのストーリーは壮大だからプロに頼んだら」ってなって、新潟にはi-mediaのナシモトタオ先生という方がいるらしくて行ったら「とにかくシナリオです」って言われ「それ出来たら相談に乗るよ」って言われて、そこで次にインターネットで「誰か助けて」って声を出したら、映画関係者がアドバイスくれて、映画の作り方とかシナリオの書き方とか、それでだんだん形になってきて、そしたら新潟の方も「これは乗ってもいいんじゃないか」ということで少しづつ集まってきて、なんとなく今、撮影が見えてきたという所ですね。
アナ えー、でもやる気になれば出来るものなんですね
鈴木 そう、僕は一直線で、何の準備もなく、思いだけで突っ走っしっちゃう感じですが、そこで誰かが見かねて助けてくれるという、そういうパターンが多いですね。
アナ 昔からそうでしたか?
鈴木 いや僕は本当に引っ込み思案で、子供の時からおとなしいおとなしいって言われてて、さっき言ったように30ぐらいまでニートみたいな感じでしたけどね。やっぱり普段おとなしい人が何かやるとギャップが大きいというか、突然突拍子もない事をやりだす、突然選挙出るっていったりね。そういう所があるかな。
アナ 今の若者達をみてどんな風に感じますか?
鈴木 まあ一般的におとなしいみたいに言われてますけど、僕はそんなに変わってないと思ってて、昔からやりたい事があるけどなかなか出来なくて、そこには世代間対立みたいなのがあって、やっぱり歴史は繰り返されてる気はしますけどね、そこでチャンスを与えてくれる人が居たり、自分でつかむ人も居たり、まあがんばってくれと、でも、自分も40を迎えるに当たり、若者に向けたメッセージとしてこの映画を届けたいと思ってます
アナ これからの10年間どうしたいですか?
鈴木 やっぱりこれからの人生は、若い世代を育てるというのが大事かな?人材育成みたいな。それで世の中を変えるというね。そういう活動をしていきたいなと
アナ なぜそんなに責任感があるんですか?
鈴木 やっぱり震災を経験しているので。本当に人間って簡単に死んでしまうんですね。だから生きている内に、次の世代に何を残せるのかって、本当にそういうこと考えるようになって。やっぱりいいものを残して行かなきゃいけない。それには何が出来るか?僕は今回は映画だということですね。
アナ ありがとうございました。

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